東京都杉並区和泉の銭湯「湯の楽 代田橋(ゆのらくだいたばし)」宮前稔さんインタビュー

東京都杉並区和泉の銭湯「湯の楽 代田橋(ゆのらくだいたばし)」宮前稔さんインタビュー

銭湯のある場所といえば、少し路地に入った住宅街。そのイメージが強いかもしれません。
今回うかがった杉並区和泉の銭湯「湯の楽 代田橋」は代田橋駅を降りて甲州街道を挟んだ向こう側。
ドライバーにとっては「ああ!ここの銭湯か!」と記事を読みながら思うかもしれません。
「湯あそびひろば」という別名も持つ、杉並区和泉の銭湯「湯の楽 代田橋」のご主人、宮前稔さんにお話をうかがいました。


「湯の楽 代田橋」の初代の生まれはどちらでしょうか。

杉並区和泉の銭湯「湯の楽 代田橋(ゆのらくだいたばし)」宮前稔さんインタビュー1

石川県から出てきたと父から聞いています。
初代は上野駅に着いてタクシーの運転手さんに「とりあえず煙突があるところ」と行き先を告げたそうです(笑)
根津、谷中あたりの銭湯で修行を積んで、旦那さんの紹介を受けてここにあった銭湯、「梅の湯」を昭和22年に取得しました。


最初は「梅の湯」という名前だったのですね。そのあと改装して今の名前になったのでしょうか。

杉並区和泉の銭湯「湯の楽代田橋(ゆのらくだいたばし)」宮前稔さんインタビュー2

はい。梅の湯は銭湯好きのお客さんが言うには、戦前からあったそうです。改装は昭和33年と平成9年におこない、屋号もそのたびに「三光湯」、「湯の楽 代田橋」と変えました。



「湯の楽代田橋」という名前は銭湯としては珍しいですよね。

杉並区和泉の銭湯「湯の楽代田橋(ゆのらくだいたばし)」宮前稔さんインタビュー3

屋号には地名を入れたかったんですよ。和泉町か代田橋で考えた時に、代田橋の方が特徴的なのでこちらにしました。
「湯の楽」というのはこの代田橋という名前と合う響きだと思ったからです。



この名前と甲州街道沿いという立地から、ドライバーの方に覚えてもらいやすいのではないですか?私も初めてここに来ましたが、以前店の前を車で通った記憶が蘇ってきました。

杉並区和泉の銭湯「湯の楽代田橋(ゆのらくだいたばし)」宮前稔さんインタビュー4

タクシーの運転手さんは知っている人が多いですよ。目印になっているようですね。
駐車場は2台分ありますが、ドライバーのかた向けに増やしたい思いもあります。



他に国道沿いということで特徴的なことはありますか?

杉並区和泉の銭湯「湯の楽代田橋(ゆのらくだいたばし)」宮前稔さんインタビュー5

国道沿いということで考えさせられたのは東日本大震災の時ですね。
歩いて帰る人で歩道があふれていました。震災時に銭湯として何ができるかと考えさせられましたね。
そういった災害発生時に甲州街道は重要な避難路になります。街道沿いの建物は倒れてはならないという意識も強く持ちました。



浴室の話になりますが、男湯と女湯でつくりが違いますよね。

杉並区和泉の銭湯「湯の楽 代田橋(ゆのらくだいたばし)」宮前稔さんインタビュー6

改装にあたりいろんなお風呂屋さんを見て回ったところ、多種の湯舟があるお店にしたいと思ったんです。
小さな敷地のなかでも多くの湯舟を実現するためにはどうしたらよいか考えて、2つの浴室を毎日入れ替えで営業することにしました。
それぞれ「かぐらの湯」「いず美の湯」と呼んでいます。



そういう意味で「湯あそびひろば」という言葉があるのですね。それぞれの浴室の特徴はなんでしょう。

杉並区和泉の銭湯「湯の楽 代田橋(ゆのらくだいたばし)」宮前稔さんインタビュー7

「かぐらの湯」は塩サウナ、「いず美の湯」は露天風呂が目玉です。
塩サウナはお客様からは好評ですよ。ただ塩で機械類が錆びやすいので、メンテナンスは大変ですね。
露天風呂は塩素が抜けやすいので、衛生状況には気を使います。温度の管理については機械がやってくれるので、露天だから冷めやすいということはありません。


「湯の楽 代田橋」は明大前から一駅という立地ですが、若いお客さんも多いでしょうか?

杉並区和泉の銭湯「湯の楽 代田橋(ゆのらくだいたばし)」宮前稔さんインタビュー8

明大前や笹塚よりも、代田橋は普通電車しか停車しない関係で少し家賃が安いみたいですね。
加えてまだ風呂なしのアパートも残っているようで、若いお客さんは多いですよ。

お休みの日はどう過ごされていますか?

杉並区和泉の銭湯「湯の楽 代田橋(ゆのらくだいたばし)」宮前稔さんインタビュー9

遠出したりしますね。スタッフさんを連れて旅行に行ったこともあります。
車の運転そのものが好きなので、私が運転していきますよ。
あとは鉄道が好きで、横川で電気機関車を運転するのもハマっていました。



この記事を読んでくれているかたにメッセージはありますか?

杉並区和泉の銭湯「湯の楽 代田橋(ゆのらくだいたばし)」宮前稔さんインタビュー10

銭湯に行く習慣のない方に、お客さん同士で会話、コミュニケーションする楽しさを体験してもらいたいです。銭湯は地域のコミュニケーションの場である。友達ができて新しい自分の居場所ができたらハッピーですよね!そんな銭湯の側面を楽しんでください!


風呂デューサーの取材メモ

湯の楽 代田橋には紹介した以外にも多くの種類の湯舟があります。「湯あそびひろば」という言葉は、たくさんのお風呂がある遊び場という意味だけではなく、お年寄りから子供まで、遊び場のように交流できるという意味があります。
昔銭湯で当たり前だったコミュニケーション、「湯の楽 代田橋」で「昔の銭湯」を体験してみてはいかがでしょう。
(記者:風呂デューサー 毎川直也)


湯の楽 代田橋
住所:東京都杉並区和泉1-1-4
TEL:03-3321-4938
最寄駅:京王線 代田橋 徒歩4分
営業時間:15:00~24:30 (日曜は14時から営業)
定休日:木曜日
設備:コインランドリ / 駐車場 / 薬湯 / サウナ / 露天風呂 /

東京都杉並区和泉の銭湯「湯の楽 代田橋」の取材記事はこちら

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